2007年鉄道友の会ローレル賞受賞車のJR東日本E233系電車についてのサイトです
JR東日本のe233系の電車は、中央快速線系統、東海道線、京浜東北線等で使用され常磐線に導入予定されている電車で、系譜的にはE231系車両の後継に当たり、2006年12月26日に、中央快速線系統にて営業を開始しました。E231系車両やE531系車両の技術ベースを元に作られた電車であり、東急車輛製造、川崎重工業、新津車両製作所にて製造されています。
軽量ステンレス車体は、E231系車両やE531系車両等と同様で、利用者が快適に乗車できるよう、従来のJR東日本の車両と比較すると、ゆとりを持たせた設計にて、車両の信頼性が向上されています。
内装では、車両間の貫通ドアを含めたドアが、ステンレス無地が標準であったのに対し、e233系の電車は、白色化粧板仕上げとなりました。
また、e233系の電車は、JR東日本の車両として初となる、行き先表示器にフルカラーLED式を採用したほか、臭気対策のため一般電車としては初めての空気清浄機も搭載されました。
e233系の電車は、車両自体の性能向上や事故等に対しても対策が取られ、部品によっては、同一機器の二重化が図られており、万一の故障においても待機中の1基により、自力走行できるよう、二重化設計思想が、JR東日本の車両として初めて採用されています。
e233系の電車の0番台車両は、中央快速線、青梅線、五日市線向けに配置されたものです。
e233系の0番台車両は、2006年9月21日、豊田電車区で試運転を兼ねて自力回送され、2006年11月11日、展示車両として初めてe233系の0番台の電車が、豊田電車区40周年記念イベントに公開された後、12月2日試乗会を開催、その後、中央快速線内にて試運転を重ね、2006年12月26日より営業運転を開始しました。
中央快速線では、e233系の電車の導入により、最高速度が120km/hとなり、201系の電車より20km/h速くなっています。
青梅線、五日市線向けの車両は、2007年9月に落成し、2007年11月5日より営業運転を開始しています。
e233系の電車の1000番台車両は、浦和電車区に配置される、京浜東北線、根岸線向けの車両です。2007年12月22日より営業運転が開始され、10両編成固定の電車が製造されています。各ドア上部の液晶ディスプレイは、0番台等では15インチだったものが、e233系の1000番台車両では、横幅の広い17インチのワイド画面が採用されています。
e233系電車の2000番台車両は、2008年夏に松戸車両センターに配属される予定の常磐緩行線と東京メトロ、千代田線向けの車両です。
千代田線との乗り入れがあることから、車両限界が狭く、209系電車の1000番台のような車体となるようです。他に先頭車の前面に非常用の貫通扉を設置するなどの工夫が取られています。扉上部の液晶ディスプレイは、e233系0番台1000番台は2機設置されていましたがe233系の2000番台車両は1基設置の予定です。
e233系電車の3000番台車両は、東海道本線向けの車両で、機器類更新工事施工に際して、国府津車両センターより、鎌倉車両センターに転出するE217系の補充分として、新規製作され、国府津車両センターに配属され、東海道本線にて運行されることとなりました。4号車、5号車に2階建てグリーン車が連結される基本編成や、グリーン車の客室ドアの内装がステンレス無地になっているなど、他のe233系電車と異なります。
e233系電車の3000番台車両は、2008年3月10日より東海道本線にて営業運転を開始しました。